


万城目氏の『プリンセス・トヨトミ』を読んで、
是非とも空堀商店街界隈を歩きたくなり
雨だったけど行ってきました。
花見が雨だと萎えるけど、散策ならまぁいいんでない?
ってことで、野田阪神を出発し、長堀鶴見緑地線に乗り換え、
降り立ったのは「松屋町」。
ちなみに大阪人は皆「まっちゃまち」と呼びます。…何故…。
まず確かめたかったのが空堀商店街の「ひょうたんマーク」。
物語にはひょうたんがキーアイテムとして登場します。
そして、物語の中では商店街の看板にひょうたんマークが描かれています。
半信半疑で向かったら、なんと本当に書いてあった!それが1枚目。
主人公の男の子は小さい頃から「巳さん」に毎日手を合わせて登校します。
別名を「榎木大明神」というそれは
空堀商店街からおはらい筋を北上したところにありました。
写真を撮ろうとしたら、チャリに乗ったじいさんがやってきて、
おもむろに手を合わせてまた去っていきました。
物語の通り、本当に地元の人に愛される巳さんだなのと実感。
これが2枚目の写真。ここまでは是非、
実際に本屋でプリンセス・トヨトミを見ていただきたい。
第一章と第二章の扉絵がそれである。
おまけの3枚目は空堀らしい1枚。
他にもこのような元銭湯を発見しました。
「元」銭湯が今何かというと
駐車場。
下の部分をぶち抜いて、ガレージとして利用しています。
時代の流れを感じますね…。
残念ながら「長濱ビルヂング」は見つけられませんでしたが
本当ににあってもおかしくないね、というお話。
ちなみにこの小説を読んでる間、ずっと地図を開いて照合してました。
細かい橋の名前まで本当に詳しい!!
地図好きな人は是非。
話の明るさで言えば鴨川ホルモーの方が上かな。
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